イノシシ標本❶ブログはじめました
おはようございます。
寝ていないテンションでブログつくってみました
実は私、ハムスターの如く一生のほとんどを寝て過ごしているので24時間以上起床しているのは非常に稀です。
さて
なにをしているか簡単に書くとイノシシの骨格標本(3頭)をつくっています
といっても依頼した猟師さんが狩りから骨にするところまでやってくれました(感謝&感謝からの感謝申し上げます)
煮沸による制作だったので薬品での仕上げをしています。
さらに梅雨の湿気で一部カビが発生してしまったのです。
そんなわけでハイター。(骨格標本のカビにはあまり効果ないそうです)
届いた時は綺麗だったのですが。骨って複雑な形してるもんね。
透明標本は制作経験そこそこあるのですが、実は一般的な骨格標本はほとんど経験がない。ましてや大型の哺乳類。。。。。。
使ったのはキッチンハイター。
海で拾った貝殻のニオイ取り、漂白などにも使えて便利です。
アルカリ性なので骨だけを残して肉や脂などのタンパク質を溶かすことができます。
(パワー系のやり方になるため小さくて繊細な試料にはあまり向かないとおもいます)
↓以前チャレンジしたカモメの頭部
うっかり寝てしまい、放置時間が長すぎたためほんとうにバラバラになりました…博物フェスとかで見るやつと全然違う…
今回はイノシシということで、時間はなんとなく気にしつつ浸けてみます。
10年の間、
日本画受験、日本画制作、立体制作から掃除まであらゆる場面でお供になっているバケツはもはや戦友を超えて神器。
こっちはどうかな、10Lバケツ買わないとかな
こちらは結構立派なオスで、届いた段階では脂が抜けていない状態だったため?か、カビ被害少ないです
この骨格標本は、当初勤め先の上司に「牛骨とか大型の動物のやつ欲しいよね、4体くらい。会社から金出すからさ、いいの見繕ってよ、(笑)」といわれて、わざわざ標本制作未経験の方に頼み込んで作っていただきました。(猟師で、調理もする、カフェを運営している方です)
いざ、届いたことを伝えると「え?高いよ、いま家にあんの?その話後にして」と2回くらい言われてしまいました。
ここまで比較的スマートな感じを意識して綴っておりますが
内心「(は?………………それって…つまり………………つまり………………………………………………………………
げろんこうんちなのでは????????????????????????憤怒)」
というかんじでした。
24時間足の小指の爪がめくれるのではないかという恐怖を味わってほしい!!!!
標本の相場なども調べて伝えてあります。
言うことが一転二転する方なのですが、勤めはじめた頃にはまだわからなかった…
そんなわけで料金は、お父さんバンクでお支払いし、現在に至ります。
ダイヤモンドルーターでの彫刻もアリだし、防水加工して植物のディスプレイにも使えそう。
つまり私の作品になるよというお話でした
絵以外にもいろいろ制作するので、忘備録にしていこうと思います。